TitanFXの出金方法やかかる手数料、出金拒否の有無などについて詳しくまとめています。
TitanFXの細かい出金ルールなんてワカリマセーン!
AML(アンチマネーロンダリング)規約などの観点からしっかりルールに沿った出金方法を知っておかないと最悪「出金できない!」なんてこともあり得るので、知識として押さえておくと役に立ちますよ。
TitanFXの出金について
出金方法 | 出金手数料 | 着金時間 | 優先度 |
---|---|---|---|
クレジットカード | 無料 | 1営業日から4週間程度 | 最優先 |
bitwallet | 無料 | 即時反映 | 優先度なし |
STICPAY | 無料 | 即時反映 | 優先度なし |
NETELLER* | 出金額の3.75% | 1営業日以内 | 優先度なし |
Skrill* | 出金額の3.75% | 1営業日以内 | 優先度なし |
*NETELLER(ネッテラー)とSkrill(スクリル)による出金は、日本居住者は選択できません。
参考:TitanFX|出金方法
TitanFXでは、入金方法と同様に「クレジットカード」「bitwallet」「STICPAY」「NETELLER」「Skrill」の5種類の出金方法に対応しています。
TitanFXの入金方法については、下記の関連記事でも詳しく解説しています。
他の海外FX会社にはない、公平な取引環境を提供しているTitanFX。そんな、TitanFXの入金方法について、公式サイトとサポートの回答をもとにまとめています。TitanFXの入金方法には、どのような方法があるんデス?[…]
TitanFXの出金に関するルール・条件
TitanFXでは、好き勝手に出金方法を選択することは基本的にできません。ルールに則った出金方法を選択するようにしましょう。
- クレジットカードで出金できるのは入金額まで。利益分はbitwallet
- 入金時に使用したクレジットカードを選択する必要あり
- 取引口座の同一名義人が出金手続きを行う
- 必要書類をアップロードする必要あり
- bitwalletとTitanFXで登録したメールアドレスは同一である
なぜこのような面倒なルールを設けているのかというと、TitanFXが不正な資金の送金に加担してしまわないため、AML(アンチマネーロンダリング)規約に則った出金手続きを行なっているのが理由です。
クレジットカードの出金は入金額分まで
クレジットカードで出金できるのは、入金額分までです。
入金額以上に稼いだ利益分に関しては、bitwalletやSTICPAYにて出金する必要があります。TitanFXでは、利益分を出金する際はbitwalletやSTICPAYへの登録が必須です。
STICPAYでも利益分の出金が可能なのですが、bitwalletよりも出金手数料が高くなります。手数料の比較表を作成しているので、参考にしてください。
項目 | bitwallet | STICPAY |
---|---|---|
国内銀行振込の出金手数料 | ¥824 | ¥800+1.5% |
国内銀行口座に日本円を振り込む際に、bitwalletの出金手数料が¥824になります。
例として10万円をクレジットカードで入金し、取引において10万円の利益が出たとします。(取引口座残高合計20万円)
この場合は、10万円をクレジットカードに出金し、残りの利益10万円をbitwalletに出金する必要があります。
入金時に使用したクレジットカードに出金
原則、入金時に登録し、使用したクレジットカードに出金する必要があります。
もし複数のクレジットカードで入金をした場合には、それぞれの入金額分まで出金を行う必要があり、非常に面倒です。
クレジットカードで入金する際は、1つのクレジットカードで入金することをおすすめします。
取引口座の同一名義人が出金手続きを行う
TitanFXの取引口座から出金手続きを行うのは、口座開設した本人でなくてはなりません。
親族を含めた第3者からの出金には、一切対応しておらず、クレジットカードの名義についても同一のものでなくてはなりません。
いろいろ面倒だけど、やっぱりルールには従わないとネ!
必要書類のアップロードをする必要あり
身分証明書や住所確認書などの必要書類を提出していないと、TitanFXのクライアントキャビネット(会員ページ)から出金をすることができません。
基本的に口座開設を行う際に、設定する必要があるので、提出済みの方が多いかもしれません。
必要書類の提出については、関連記事のTitanFXの口座開設方法|必要書類の提出を参考にしてください。
メールアドレスは同一のものを使用する
bitwalletとTitanFX側で登録したメールアドレスは、同一のものである必要があります。
異なるメールアドレスの場合、出金することができません。bitwalletでは、メールアドレスの変更ができるので手間はかかりません。
STICPAYの場合は、サポートへ連絡して登録しているメールアドレスを変更してもらう必要があります。
クレジットカードの出金手順
入金で使用できるクレジットカードが、VISA/mastercard/AMEXの3種類なので入出金経路を考え、出金方法も上記の3ブランドしか利用することができません。
出金方法 | 出金手数料 | 着金時間 | 優先度 |
---|---|---|---|
クレジットカード | 無料 | 1営業日から4週間程度 | 最優先 |
クレジットカードは、出金手数料が一切無料で利用できるメリットがあります。しかし国内銀行口座に反映されるまでに時間がかかるというデメリットもあります。
クレジットカードで出金手続きを進めるためには、はじめにTitanFXのクライアントキャビネットにログインします。
クライアントキャビネットにログインできたら、左メニューにある「出金」をクリックします。
出金する対象の取引口座番号に間違えがなければ、クレジットカードを選択します。クレジットカードで入金履歴がある場合、最優先で出金手続きを選択する必要があり、画像のように他の出金方法を選択することができません。
クライアントキャビネットの画面を下にスクロールすると、上記の画面が出てくるので、入金時に使用したクレジットカードに間違いがないか確認します。
問題がなければ、出金額を入力し、「出金 JPY¥〇〇」をクリックするとTitanFX側に出金依頼をすることができます。
登録しているメールアドレス宛に上記の内容のメールが、TitanFXから届きます。
内容に問題がなければ、「確定」をクリックすることで、出金手続きが完了です。
bitwalletの出金手順
出金方法 | 出金手数料 | bitwallet手数料 | 着金時間 | 優先度 |
---|---|---|---|---|
bitwallet | 無料 | ¥824 | 即時反映 | 優先度なし |
メリットとしては、入金額と利益額をまとめて出金することができ、着金時間が即時反映である点です。
デメリットとしては、TitanFXの取引口座から出金するのは無料ですが、bitwalletの口座から国内の銀行に出金するときに手数料が発生する点です。
bitwalletで出金手続きを進めるためには、はじめにTitanFXのクライアントキャビネットにログインします。
クライアントキャビネットの左メニューから「出金」をクリックし、取引口座と出金方法を確認します。出金方法は、bitwalletを選択します。
画面を下にスクロールし、「bitwallet口座」のメールアドレスを確認します。このときTitanFXに登録しているメールアドレスと同一である必要があります。
次に、希望する出金額を記入し、「出金 JPY¥〇〇」をクリックします。
TitanFXから確認のメールアドレスが届くので、内容に問題がなければ、メール内の「確定」をクリックします。
これでbitwalletの出金手続きは完了です。
STICPAYの出金手順
出金方法 | 出金手数料 | STICPAY手数料 | 着金時間 | 優先度 |
---|---|---|---|---|
STICPAY | 無料 | ¥800+出金額の1.5% | 即時反映 | 優先度なし |
STICPAYは、bitwallet同様に電子決済サービスの1つです。メリットとしては、取引口座の入金額分と利益額分をまとめて出金することができる点とすぐに出金できる点です。
デメリットとしては、STICPAYの口座から国内銀行口座に出金するときに「¥800+出金額の1.5%」の手数料がかかることです。
STICPAYで出金するには、はじめにTitanFXのクライアントキャビネットにログインします。
クライアントキャビネットにログインできたら、ホーム画面の左にある「出金」をクリックします。
出金する取引口座を確認し、STICPAYを出金方法に選択します。
画面を下にスクロールすると、次の入力画面を確認できます。STICPAY口座のメールアドレスを確認し、出金額を記入します。
STICPAY口座に登録されているメールアドレスと名義は、TitanFXに登録されているものと同一でなくてはなりません!
次に「出金 JPY¥〇〇」をクリックすれば、TitanFXに出金依頼を出すことができます。
最後にTitanFXから確認のメールが届くので、内容に問題なければ、メール内の「確定」をクリックすれば手続きは完了です。
TitanFXの出金拒否の有無
TitanFXは、NDD(ノンディーリングデスク)方式の海外FX会社なので、純粋なスプレッドのみで利益を出しています。
なので、出金拒否をするメリットはTitanFX側にありません。実際にSNSの口コミも見てみましょう。
Titan FX(タイタンFX)の出金は、手数料無料・即時処理・限度額なしです。海外FX業者では珍しく、銀行振込ができません。その代わり国内銀行から出金拒否を受ける心配もないので、トラブルが最小限です。STICPAYとbitwalletで海外送金より安く引き出せるので、不便は感じていません。
— ソト@FX (@soto_fx) March 25, 2020
こんにちは。タイタンで毎月出金していますが、出金拒否になったことは一度もないですし、むしろ1日でbitwalletに送金されるので、早っ!って思うぐらいですよ😊
— りおなちゃん『元経産省FXトレーダー』 (@Rionachan108) October 10, 2019
タイタン持ち越しギャンブルは、負けたら追証、買ったら出金拒否という、ハイリスクノーリターンギャンブルに成り下がってしまった
— FXnoteレビュアー (@nosbtc) April 6, 2020
保険基金がいよいよ無くなったか?
3番目の口コミに関しては、そもそも閉場直前にエントリーしたポジションを窓空けで決済するのは、アービトラージという海外FX会社ならどこも禁止にしている手法です。
禁止行為について知らないトレーダーが多く、FX会社とトレーダーに認識のズレが生じていますネ…Unbelievable!!
TitanFXで出金できない原因
TitanFXで出金ができないトレーダーの方もいるかもしれません。その原因について考えられる理由を下記に挙げています。
- 入金と異なる経路での出金
- 必要書類が未提出
- ポジションを保有し、余剰証拠金の90%以上を出金申請
- 禁止行為で獲得した利益の出金
入金と異なる経路での出金
前述していますが、クレジットカードで入金した場合、入金額分までは、クレジットカードにて出金手続きを行う必要があります。
利益分に関しては、bitwalletやSTICPAYにて出金手続きをします。異なる出金方法を選択すると出金手続きが進められない可能性があります。
必要書類が未提出
取引開始にあたりほとんどの方が、必要書類の提出が完了していると思われますが、万が一未提出の方はTitanFXのクライアントキャビネット(会員ページ)から必要書類の提出を行います。
ポジションを保有し、余剰証拠金の90%以上を出金申請
保有中のポジションがある場合、余剰証拠金の90%以下の金額しか出金をすることができません。
保有しているポジションの証拠金維持率などを加味する必要があり、緊急の場合を除き、全てのポジションを決済してから出金手続きを進めることをおすすめします。
禁止行為で獲得した利益の出金
当たり前ですが禁止行為で獲得した利益は、FX会社の審査の上、出金拒否される場合があります。
TitanFXでは、両建てやスキャルピング、自動売買などの取引は可能です。
主に以下の取引が禁止行為に当たります。
- アービトラージ取引
- 窓空けのみのトレード
- 経済指標発表時の両建て取引
- 接続遅延・レートエラーを狙った取引
アービトラージ取引とサーバーとの接続遅延やレートエラーを狙ったトレードは、どの海外FX会社でも基本的に禁止されています。
閉場前にエントリーしたポジションを、開場と同時に決済する窓空けトレードや2業者間のレート差を利用した両建てなどは、アービトラージに当たります。
窓空けトレードと重要経済指標を狙った両建てトレードに関しては、それのみを狙ってトレードしている場合に、出金拒否となってしまう可能性があります。
まとめ
TitanFXで出金するためには、bitwalletかSTICPAYが必須になります。
もしみずほ銀行の口座を持っていれば、bitwallet口座への入金の手数料をかなり抑えることができます。
bitwalletは、多くの海外FX業者で、入出金に利用できるおすすめの電子決済サービスです。