XMの無料VPSを比較してみた|おすすめは?設定・使い方も徹底調査

XMでは自動売買する時などに必要になるVPSをBeeks社と提携して、無料または安価でサービスを提供しています。

ただVPSと言ってもサービス内容は会社によって異なるので、どのようなスペックなのかも気になるところですね。

自動売買を運用するために、XMのVPSを利用するか悩んでいマース…他の代替サービスとの比較もしたいデース！

わかりました。では次のポイントがわかるようにXMのVPSについて解説していきましょう

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そもそもVPSとは何か

VPSは「Virtual Private Server」の3つの頭文字を取ったもので、日本語に訳すと「仮想専用サーバー」の意味になります。

クラウドサーバー上にリモート操作できるパソコンを設けるイメージですね。

自動売買でトレードする場合には、PCを起動し続けなければならず、MT4が停止してしまうと取引がストップしてしまうなどデメリットが多いです。

VPSを利用することでパソコンの電源を付けっぱなしにする必要はありません！また以下のような問題を解決できます。

パソコンを起動し続けるのは、バッテリーの消耗だけでなく火事になる危険もありマース！心配事を増やさないためにもVPSを利用するのがいいですネ！

XMが提供するBeeks社のVPSについて

Beeks社のVPSは自動売買専用のVPSとして知られ、XMを含め世界中50社のブローカーにサービスを提供している評判の高い会社です。

XMはロンドンに取引などの注文処理を行うデータセンターを構えており、Beeks社のVPSもそこからわずか1.5kmの位置にあるので通信速度も速く、XMの約定力を十分に発揮することができます。

簡単なXMのVPSのスペックは次の通りです。

XMの提供しているVPSにスペックや利用条件が記載されているので、一度確認してみてください。

MT4で推奨されている動作環境を確認してみましょう。

参考：外為ファイネスト|MT4システム動作環境

VPSのスペックとMT4の推奨動作環境を見てみると、CPUのクロック数が少し推奨されているものより性能が低いですね。

トレードできないほど悪いわけではなく、CPUに関しては最低限のトレード環境と言えそうです。条件によっては無料で使えるものなのでしょうがないですが。

本格的にVPS環境を整えたい方は、Beeks社のプランが「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」とあるので、自身の希望するプランを直接契約するといいでしょう。

ちなみに本社がロンドンの企業ですが、日本語にも対応しています。

Beeks社のVPSプラン

ちなみに「VPSのスペック」 = 「PCのスペック」と考えて問題ありません

XM無料VPSの利用条件

XMのVPSを無料で利用するためには、以下の条件を満たす必要があります。

マイクロ口座の場合は、1ロット=1,000通貨なので、500ロット(50万通貨)の取引が必要です。

上の2つの条件を満たしている方は無料でVPSの利用が可能ですが、条件を満たしていない方でも毎月$28(約¥3,000)でVPSを利用できます。

毎月の料金についてはXMの取引口座から引き落とされ、引き落とし日は毎月1日です。

残高がなく、引き落としができない場合は、契約を解約されてしまうので余裕を持って金額を入れておくのがいいです。無料でVPSを利用する場合は60万円以上入れておくのがおすすめです。

おすすめはどこ？VPSの選び方

日本国内にもVPSサービスを提供している企業はありますが、先ほども触れたようにXMの取引サーバーと物理的に距離の近い場所にVPSがあると最大限の性能を引き出すことができます。

なので、日本国内のサービスに特別なこだわりがない限りは、「Beeks社」と「Vultr社」の2つがおすすめです。

国内で有名な「お名前.com」「Beeks社」「Vultr社」の3社で簡単に比較してみました。

こうしてみると国内サービスのお名前.comがスペック・料金共に秀でているように見えるのですが、利用者からは「サーバーの動作が重くて使えない」「利用開始の当月末日での解約はできない」といった声があるようです。

私自身は国内証券会社なら「お名前.com」ですが、XMで自動売買をするなら料金が安く、スペックが高い「Vultr」がダントツでおすすめです。

料金を抑えてある程度のVPS環境で取引したい方

XMの条件を満たし、無料VPSを利用する・またはお名前.comのVPSを利用する

しっかりとしたVPS環境を整えたい方

VultrのVPSサービスを利用する

XMのVPSの申し込み方法

XMのVPSサービスを利用する方は、次の手順で申し込みを進めます。

口座開設がまだの方はXMの口座開設フォームから口座開設しましょう。

会員ページにログイン後、上部メニューの「口座」から「VPS」をクリックします。

次の画面でVPSを無料または有料での使用が表示されます。無料で利用できる条件がクリアできていないと有料での申し込みになります。

また、取引口座に$28以上の資金がないと「入金」のみの表示がされます。内容に問題なければ、「VPSをリクエストする」をクリックしましょう。

最後に取引口座番号や内容に間違いがなければ、「確定」をクリックしましょう。

「リクエストを受領いたしました」という画面が表示されたらOKです。Beeks社からXMに登録しているメールアドレス宛に連絡が来るのを待ちます。

XMのVPSを設定する

BeeksのVPSを実際にパソコンに設定する手順は次の動画を参考にしてください。

XMのVPSをリクエスト後に届く、Beeks社からの「Welcome~」からはじまるメールには「username」と「Initial Password」が記載されているのでメモしておきましょう。

「Initial Password」は初回ログイン時に必要で、ログイン後は新しいパスワードを設定する必要があります。

新しいパスワードは、8文字以上で大文字・小文字・数字を使用して作成します。

XMのVPSの使い方

ログイン後、VPSの画面が表示されるのでここにMT4/MT5プラットフォームをダウンロードして使用します。

VPS内で自動売買(EA)を開始して、PCをシャットダウンしてもEAは24時間稼働します。

注意したい点として、VPS内のスタートボタンからシャットダウンしてしまうとVPSが停止してしまうので、自身のパソコンからシャットダウンするようにしましょう。

最後に自動売買の選び方やメリット・デメリットについては「XMの自動売買まとめ」を、自動売買ソフト(EA)をMT4に設置する手順については、次の関連記事を参考にしてください。

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