
海外FX業者の中でも投資家から高い信頼を得ているAxioryのスプレッドについてまとめています。
スタンダード口座とナノスプレッド口座で提供しているスプレッドが異なるので、それぞれ詳細に解説しています。ぜひ参考にしてください。
Axioryのスプレッドの特徴

上記画像のようにスプレッドとはBID価格とASK価格の価格差のことを意味し、FX業者はこのスプレッドを手数料として投資家から受け取ることで会社の利益としています。
スプレッドは主に一定のスプレッドが提供される固定スプレッドと相場の状況に合わせてスプレッドが変動する変動スプレッドがありますが、Axioryは変動スプレッドにてスプレッドを提示しています。
ナノスプレッド口座の手数料について

スタンダード口座(STP方式)とナノスプレッド口座(ECN)口座では、その仕組みが少し異なります。
STP方式であるスタンダード口座はスプレッドのみを投資家のコストとするのに対し、ECN方式であるナノスプレッド口座はスプレッドと取引手数料が投資家のコストになります。
ナノスプレッド口座は、エントリーから決済までで往復取引手数料がかかるので、1lot(100,000通貨)で6$の手数料が必要です。
ナノスプレッド口座は、取引手数料がかかる代わりにスタンダード口座と比べ、かなり狭いスプレッドで取引することができます。
どの海外FX業者も基本的にECN口座の方が取引コストが安く済む傾向にあります。
ただボーナスがもらえない、入金ハードルなどがあるなど業者によってデメリットがある場合が多く、一概にECN口座が良いとは言えません。
STP口座とECN口座の違いや詳しい説明は、関連記事の「海外FXのECN口座・STP口座の違い|取引方式だけは覚えよう」を参考にしてください。
海外FX会社を探していると、ECN口座やSTP口座などの口座タイプがあって「何のことかわからない!」という方も多いのではないでしょうか?そんな小難しそうな単語、「ECN方式」と「STP方式」について詳しく解説しています。[…]
MT4口座とcTrader口座のスプレッドの違い
Axioryでは、利用できる取引プラットフォームにMT4以外にcTraderを利用することができます。
操作性に優れ、板情報も確認できる取引ツールでスキャルパーやデイトレーダーにも人気があります。
口座開設時にどちらの取引プラットフォームを利用するか選択することができますが、MT4口座、cTrader口座でのスプレッドの違いはありません。
Axioryのスタンダード口座・ナノスプレッド口座スプレッド一覧

AxioryではFX取引はもちろん貴金属や株価指数商品、エネルギーなどのCFD取引にも対応しています。
メジャー通貨ペアやマイナー通貨ペア、CFD商品のスプレッドを記載しているので、参考にしてください。
メジャー通貨ペアのスプレッド
Axioryは、公式サイトに平均スプレッドを掲載しておらず、リアルタイムのスプレッドのみしか公表していません。
ですので下記スプレッドは、比較的平均的なスプレッドが提示される欧州時間開始の日本時間16時ごろのスプレッドを掲載しています。
通貨ペア | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 |
---|---|---|
往復手数料 | 無料 | 6$(0.6pips相当を加味) |
USD/JPY(ドル円) | 1.3pips | 0.8pips |
EUR/USD(ユーロドル) | 1.2pips | 0.6pips |
EUR/JPY(ユーロ円) | 1.2pips | 0.9pips |
GBP/USD(ポンドドル) | 1.4pips | 1.0pips |
GBP/JPY(ポンド円) | 2.3pips | 2.1pips |
AUD/USD(オージードル) | 1.6pips | 0.9pips |
AUD/JPY(オージー円) | 1.8pips | 1.2pips |
USD/CAD(カナダドル) | 1.9pips | 1.2pips |
CAD/JPY(カナダ円) | 1.6pips | 0.9pips |
FX通貨ペアのスタンダード口座スプレッド一覧
※2019年12月23日16時15分のリアルタイムスプレッド。あくまで参考値としてご覧ください。
FX通貨ペアのナノスプレッド口座スプレッド一覧
※2019年12月23日16時15分のリアルタイムスプレッド。あくまで参考値としてご覧ください。
スタンダード口座・ナノスプレッド口座の貴金属のスプレッド
Axioryで取引できる貴金属はゴールドとシルバーでそれぞれ下記のスプレッドを参考にしてください。
スタンダード口座の貴金属のスプレッド
ナノスプレッド口座の貴金属のスプレッド
※2019年12月23日16時15分のリアルタイムスプレッド。あくまで参考値としてご覧ください。
AxioryのCFD商品のスプレッド一覧
株価指数・資源・エネルギーCFD商品は、口座タイプによるスプレッドの違いありません。
株価指数CFDのスプレッド
資源・エネルギーCFDのスプレッド
※2019年12月23日16時15分のリアルタイムスプレッド。あくまで参考値としてご覧ください。
他の海外FX業者とのスプレッド比較

海外FX業者の中でもAxioryのスプレッドはトップクラスの狭さを誇りますが、実際にどれくらい差があるのか調査しています。
Axioryのスタンダード口座(STP口座)相当とナノスプレッド口座(ECN口座)相当に分けてそれぞれ記載しています。
※記載のスプレッドは全てAxiory・XM・TitanFX・HotForexの公式サイトを参考に作成しています。
海外FX業者スタンダード口座相当比較
通貨ペア | Axiory スタンダード口座 | XM スタンダード口座 | TitanFX スタンダード口座 | HotForex プレミアム口座 |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 1.3pips | 1.6pips | 1.33pips | 1.7pips |
EUR/USD | 1.2pips | 1.7pips | 1.2pips | 1.2pips |
EUR/JPY | 1.2pips | 2.3pips | 1.74pips | 1.7pips |
GBP/USD | 1.4pips | 2.4pips | 1.57pips | 1.8pips |
GBP/JPY | 2.3pips | 3.9pips | 2.45pips | 3.0pips |
AUD/USD | 1.6pips | 1.9pips | 1.52pips | 1.5pips |
AUD/JPY | 1.8pips | 3.3pips | 2.12pips | 2.3pips |
海外FX業者ナノスプレッド口座相当比較
通貨ペア | Axiory MT4ナノスプレッド口座 | XM ゼロ口座 | TitanFX ブレード口座 | HotForex ゼロスプレッド口座 |
---|---|---|---|---|
往復手数料 (pips相当) | 0.6pips | 1.0pips | 0.7pips | 0.8pips |
USD/JPY | 0.8pipspips | 1.1pips | 1.03pips | 1.0pips |
EUR/USD | 0.6pips | 1.1pips | 0.9pips | 0.9pips |
EUR/JPY | 0.9pips | 1.4pips | 1.44pips | 1.6pips |
GBPUSD | 1.0pips | 1.3pips | 1.27pips | 1.2pips |
GBP/JPY | 2.1pips | 2.2pips | 2.15pips | 2.2pips |
AUD/USD | 0.9pips | 1.4pips | 1.22pips | 1.6pips |
AUD/JPY | 1.2pips | 2.2pips | 1.82pips | 2.2pips |
海外FX業者としてもAxioryはかなりスプレッドが狭いということができます。
XMとよく比較されるTitanFXよりもスタンダード口座・ナノスプレッド口座ともにスプレッドが狭い結果になりました。
下記の関連記事では、Axioryの評判についても解説していますので合わせて見てみてください。
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Axioryのリアルタイムスプレッド
下記の動画でAxioryのリアルタイムのスプレッドを確認できます。
上から2段目がAxioryのスプレッドでスタンダード口座・ナノスプレッド口座のそれぞれが表示されています。
まとめ
ここまでAxioryのスプレッドについて解説してきました。
スプレッドはもちろん業界でもトップクラスに狭いAxioryですが、約定力・スリッページの実績公開やレートを提供しているリクイディティプロバイダー先の公開など透明性の高い海外FX業者で個人的にもおすすめの業者です。