XMの出金方法まとめ|手数料や着金日数・時間・ルールを解説【2022】

XMの出金に関する情報を詳細にまとめています。

XMで対応している出金方法は5種類あり、着金日数や手数料などの特徴に違いがあるため、理解してから選ぶことが大切です。

また、出金ができないといったトラブルを防ぐためには、出金ルールを事前に把握しておく必要があります。

どの出金方法を選べばいいアルカ？全くわからないネ

XMでの出金方法とそれぞれの手順、出金にかかる手数料やルールなどを詳しく解説したいと思います。

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XMの出金方法は6種類

XMで対応している出金方法は、以下の6種類です。

基本的な5種類の出金方法に加え、すでに出金履歴がある場合のみ、出金履歴と同じ出金方法を使用できる「クイック出金」があります。

後述しますが、海外送金とクイック出金以外の出金方法では、入金額を超えた利益分の出金ができません。

出金方法別の手数料・出金額・着金時間を比較

クイック出金を除く、XMの5種類の出金方法を比較してみました。

最低出金額や、着金までの反映時間などに差があることがわかります。各出金方法の詳細と手順は、後述するので参考にしてみてください。

• ※1送金先の銀行によってリフティングチャージ/受け取り手数料が異なる
• ※2クレジットカード会社によって処理時間が異なる
• ※3デジタルウォレットの口座から国内銀行に送金する際の送金手数料

XMの出金に関する特徴・ルール

XMには出金を行う上で、やや複雑なルールが存在します。

これらのルールを事前に確認しておくことで、余計なトラブルを避けられます。

入金額分までは入金方法と同じ方法で出金、利益分は海外送金

テロ資金や脱税などのマネーロンダリング先として利用されてしまう恐れがある海外FX会社ですが、XMでは防止策として次のルールが設けられています。

海外送金による出金に関しては、取引によって得た利益もまとめて出金することが可能です。

出金額の割合に応じてボーナスが消失する

XMでは、取引口座から出金する場合、出金額と同じ割合のボーナスが消失します。

GemForexなどは出金した時点でボーナスが全て消失するので、それに比べれば良心的といえます。

XMのボーナス自体の出金は不可

XMが付与しているボーナスは、取引目的にのみに利用可能で、出金はできません。つまり、口座開設ボーナスや入金ボーナスなどの出金はできないということです。

ただ、ボーナスを使って得た利益は、もちろん出金可能です。ボーナス自体の出金に関しては、XMのよくある質問「自分の口座から出金する際に、ボーナスによって得た利益も出金できますか？」でも回答しています。

XMのボーナスについては次の関連記事も合わせて参考にしてください。

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最低出金額が決まっている

XMでは出金方法ごとに最低出金額が決まっています。

• ※1送金先の銀行によってリフティングチャージ/受け取り手数料が異なる
• ※2デジタルウォレットの口座から国内銀行に送金する際の送金手数料

ただ表のように、国内銀行口座に着金するまでに、それ以上の手数料がかかる場合があるので、出金する際はまとめて出金することをおすすめします。

証拠金維持率が150%以上で出金申請が可能

XMでは、ポジションを保有中でも証拠金維持率が150%以上あれば、出金申請を行えます。

ただロスカット水準は、証拠金維持率20%以下になるとポジションがロスカットされてしまうので、資金に余裕がある場合か、全てのポジションを決済した後に出金することをおすすめします。

XMのロスカットについては下記の関連記事で詳しく解説しています。

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XMには出金優先順位がある

XMで出金する場合は、入金額分までは同じ方法で出金し、利益分は海外送金にて出金すると説明しました。XMでは下記の出金優先順位にて、入金元へ出金が行われます。

これらは口座毎ではなく、顧客単位にて設定されている優先順位です。

出金の優先順位は、クレジットカード/デビットカード→電子決済サービス→海外送金の順番になります。

優先順位と異なる出金方法を選択した場合

優先順位に則った適切な出金手順ではない依頼をした場合には、XM側で優先順位が確認されます。カード出金必要額はカードへ、残りは優先順位どおり指定の方法にて自動で処理されます。

どのくらいの金額がどこへ出金されたかはXMがメールで内容を知らせてくれるので、確認するようにしましょう。

ケースにもよりますが、一旦口座に返戻となる場合もあるので、その際には再度会員ページより出金依頼をする必要があります。

クレジットカードの返金可能期間は入金から3ヶ月まで

XMのサポートに確認しましたが、クレジットカードによる出金が可能なのは入金から遡って3ヶ月までとなっています。(2020年2月15日時点)

クレジットカードで入金してから3ヶ月以上経っている場合は、海外送金にて国内銀行口座へ出金されます。

出金ができないということはないので、安心してください。この期間については、XMのサポートデスクに確認済みです。

海外送金での出金方法について

ここからは具体的な出金方法について詳しく解説します。まずは海外送金です。

海外送金による出金のメリットは、入金方法が海外送金であれば、取引で得た利益分も唯一まとめて出金できる点です。

また、XM側の出金処理が24時間以内に完了し、国内銀行口座に着金するまでの時間も2〜5営業日ほどなので、時間があまりかからないという魅力があります。

ただ、リフティングチャージや受け取り手数料が約¥2,000〜¥4,000ほどかかります。

各銀行の被仕向送金手数料(受け取り手数料)とSWIFTコード

海外から国内銀行口座に送金する場合、受け取り手数料とリフティングチャージ(円為替取扱手数料)がかかります。

またSWIFTコードは「国際銀行間通信協会」のシステムで使用されるコードで、海外送金の際に必要になります。

※リフティングチャージは、円建送金を円預金で受け取る場合の手数料です。

ソニー銀行は海外送金の受け取り手数料が無料で、楽天銀行も比較的安く出金することが可能です。

ただ、中継銀行を経由する場合は、中継銀行手数料がかかるので、各銀行で確認する必要があります。

また以下の銀行は、海外送金を受け入れていないので出金はできません。

海外送金の場合、SWIFTコードを持つ都市銀行や地方銀行、都市銀行でも出金は可能です。

XMの海外送金による出金手順

会員ページ上部のメニューバーにある「出金」をクリックします。

出金するXMTradingの口座IDを確認し、下記の例を参考に項目を入力します。

楽天銀行が受取人銀行の場合の記入例

楽天銀行を例に、各項目を以下のように記入していきます。

楽天銀行の海外送金の雛形に合わせるため、銀行名は「その他」を選択します。

楽天銀行の支店名は、持っている口座の支店名に関わらず「HEAD OFFICE」で統一します。

楽天銀行の中継銀行は「三井住友銀行」になります。中継銀行所在地は「TOKYO, JAPAN」で問題ありません。

また受取人の口座番号は、支店番号が「101」で口座番号が「1234567」の場合は、「101-1234567」と「支店コード+口座番号」の形で記入してください。

参考：楽天銀行|送金時に必要な情報

最後に出金額を記入し、チェック欄をクリックします。

追記することが特になければ、「リクエスト」をクリックします。海外送金による出金手続きはこれで完了です。

楽天銀行の出金日数

SNSなどで確認すると、他の銀行と同様にXM側の出金処理が完了後、2〜5営業日ほどで楽天銀行の口座へ着金する場合が多いようです。

使用しているFX海外口座のXM

利益が出たので23日に出金

本日無事入金されました🙋‍♂️

出金先は楽天銀行💱
手数料は2,500円でした。

どっかで中継手数料が引かれるって見たような🙄

— たかやん@RCIトレーダー (@takayankatatema) August 28, 2019

実際にXMの銀行送金で出金してみた

実際にXMの取引口座から出金した様子を見てもらう方がわかりやすいと思うので、私が出金した時、しっかり銀行口座に着金したのか紹介したいと思います。

私はクレジットカードで入金したのですが、入金してから3ヶ月以上経っていたので、優先度の高いクレジットカードで出金する必要はありませんでした。

クレジットカードへの出金をしようとすると上の画像のように、「クレジットカードでの出金はできない」と表示されます。

運よくトレードで勝てたので、利益分もまとめて出金するため銀行送金での出金する手続きをし、「¥145,049」を出金しました。

すると三井住友銀行の口座に着金していたのは、「¥142,549」で¥2,500円が手数料として引かれていました。

三井住友銀行の被仕向送金手数料は¥1,500なので、経由銀行の手数料にもう¥1,000ほどかかっていたと考えられます。

こうして見てみると、海外送金では¥10,000から出金可能ですが、手数料を4分の1も取られると考えるともったいないですね

クレジットカードでの出金方法について

クレジットカードで出金するメリットは、受け取り手数料がかからない点です。

ただ、入金額以上の出金はできないので、利益分は海外送金にて行う必要があります。

また、クレジットカードで入金してから3ヶ月以上経っている場合は、海外送金による出金対応になります。

各クレジットカードとデビットカードの出金日数

XMで出金できるのは、入金時に使用した同一の「VISA」カードのみです。2022年10月時点では「JCB」カードへの出金には対応していません。

XM側の出金処理が完了し、メールが届いてからクレジットカードに反映されるまでの時間を表にまとめています。あくまで参考としてご覧ください。

こうしてみると、やはり着金までに時間がかかる印象です。2ヶ月以上経っても着金が確認できない場合は、カード会社のサポートデスクに連絡してみます。

クレジットカードとデビットカードの出金手順

口座が複数ある場合は、出金する取引口座のIDでログインします。

会員ページのホーム画面が表示されたら、「資金の出金」をクリックします。

出金方法から「Credit/Debit Cards」の「出金」をクリックします。

クレジットカードで入金をしていない場合は、この出金方法は選べません。

「出金額」を記入し、チェック欄にチェックを入れて、最後に「リクエスト」をクリックすれば出金申請は完了です。

bitwalletでの出金方法について

bitwalletも入金額分までの出金にしか対応していませんが、メリットとしてはbitwalletの口座から国内銀行口座への出金手数料が、金額に関わらず一律¥834(日本円で出金する場合)ととても安く抑えられる点です。

また国内銀行口座への出金日数も、銀行の営業日であれば24時間以内、早ければ30分以内に着金するという特徴があります。

bitwalletでは1年間の利用実績に応じて、アカウントステータスによる各手数料最大50%割引などの特典も受けられます。

bitwalletへの登録方法や手数料については、関連記事の「bitwalletの入金まとめ|入金手数料が無料!?口座開設手順も」も参考にしてください。

bitwalletの出金手順

会員ページのホーム画面が表示されたら、上記画像の「資金の出金」をクリックします。

bitwalletの入金履歴があれば、クイック出金方法の中からbitwalletを選択できます。

bitwalletのアカウントを指定し、「出金」をクリックして次のページへ進みます。

クイック出金であれば、bitwallet口座(メールアドレス)の入力は不要です。

出金額(最低金額¥500)を記入し、確認事項にチェックを入れ、「リクエスト」をクリックするとXMに出金依頼ができます。

XM側の出金処理が完了すれば、メールが届きます。

STICPAYでの出金方法について

STICPAYも入金額分までの出金が可能で、入金額を超えた利益分に関しては、海外送金にて出金する必要があります。

またSTICPAYもbitwalletと同様に電子決済サービスであり、出金の流れとしては、XM→STICPAYの口座→国内銀行口座の順番になります。

bitwalletと異なる点としては、¥800+出金額の2.0％の出金手数料がかかり、一律¥834のbitwalletと比べると手数料が高いです。

STICPAYへの登録方法や詳しい手数料については、STICPAY公式サイトまたは関連記事の「STICPAYとは?口座開設から入金方法まで|手数料は〇〇%!?」を参考にしてください。

出金手数料が以前は「¥800+出金額の1.5%」でしたが、2020年9月1日から「¥800+2.0%」に値上がりシマーシタ

STICPAYの出金手順

会員ページのホーム画面上部にある「資金の出金」をクリックします。

次のページでSTICPAYでの入金履歴があれば、STICPAYでの出金が選択できるので、クリックします。

STICPAY 口座 IDは入金時のIDが選択されています。

出金額(最低出金額¥500)を記入し、チェック欄にチェックを入れます。最後に「リクエスト」をクリックして、STICPAYでの出金申請は完了です。

BXONEでの出金方法について

電子決済サービスBXONEは、入金額分までの出金が可能で、利益分に関しては海外送金にて出勤する必要があります。

BXONEは、BXONEの口座から国内銀行口座への出金手数料が出金額の1%(最低¥2,000)です。

手数料で比較すると、やはりbitwalletに軍配が上がります。

BXONEの出金手順

会員ページのホーム画面上部にある「資金の出金」をクリックします。

BXONEの入金履歴があれば、出金方法一覧にBXONEでの出金が選択できるのでクリックし、次のページへ進みます。

「BXONEの口座ID」と「出金額(最低出金額¥500)」を記入し、確認事項に問題がなければチェックを入れ、「リクエスト」をクリックします。

これで出金申請は完了です。

XMから出金処理完了メールが届いた後、24時間以内(土日祝を除く)または早ければ数分でBXONEの口座に着金するはずです。

XMの出金拒否はある？

XMでは不正や禁止行為を行わなければ、おそらく不当な出金拒否はないと考えられます。

もし出金されないという場合には、以下のような原因に該当していないか確認してみてください。

出金拒否については、口コミサイトで実際に出金拒否にあったという方の意見と、XMの回答を元に徹底調査しています。

詳しくは関連記事の「XMで出金拒否って本当？原因とトラブル対策・2つの実例を紹介」を参考にしてください。

XMの出金についてのQ&A

XMで利用できる出金方法は？

「海外送金(電信送金)」「クレジットカード/デビッドカード(VISA)」「bitwallet」「STICPAY」「BXONE」の5種類と、出金履歴がある場合に出金履歴と同じ出金方法を使用できる「クイック出金」です。

XMでの出金に利用できない銀行はありますか？

ゆうちょ銀行、じぶん銀行、PayPay銀行（旧ジャパンネット銀行）、新生銀行、みずほ銀行（インターネット支店のみ）、SWIFTコードを持たない銀行は、利用ができません。

依頼した出金方法と異なる方法で出金されたのはなぜですか？

XMには出金方法の優先順位があるためです。優先順位に則っていない依頼をした場合、XM側で適切な処理が行われます。

出金方法ページにbitwallet・STICPAY・BXONEが表示されないのはなぜですか？

それぞれ、入金履歴がない場合には、出金方法一覧に表示されないようになっています。

XMの出金履歴はどこから確認できますか？

XMの会員ページにログインし、ホーム画面の「資金の出金」をクリックします。続いて「出金履歴」をクリックすると、履歴を確認できます。

結局XMでおすすめの出金方法は？

XMで出金する場合は、海外送金以外は入金額分までの出金しかできません。

利益分もまとめて出金したいという方は、入金も海外送金で行うのが手間も少なくおすすめです。

中でもソニー銀行は、中継銀行手数料はかかる場合がありますが、受け取り手数料が無料なので、他の銀行よりも出金手数料を安く抑えられます。

最近では「三井住友銀行」や「三菱UFJ銀行」などの都市銀行は、スマホのアプリ操作で振込先に入金できるので、わざわざATMに駆けつけなくても自宅から入金でき便利ですよ。

入金してから3ヶ月以上出金しないという方は、クレジットカードで入金して、3ヶ月後に全て海外送金で出金するのも入金手数料が一切かからずおすすめです。

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